トマトのグリーンゼリー障害(仮称)のその後

トマトの中身が着色せず、硬くて緑色のままという障害が5月に出始めました。
その後、原因を調べたり対策をいろいろやってみました。
まず原因ですが、いろいろな文献を調べたりインターネットで調べても、似たような事例があまり発見できませんでした。
少し似た事例で「タキイ種苗」から出ている本に「グリーンゼリー」という障害があることが載っていました。
それによると、カリ欠乏、または窒素過多によるカリの吸収阻害、または土の乾きすぎなどの原因があるといいます。
カリ欠乏や窒素過多かどうかは土を検査に出さなければわからないので、取り合えず、土の渇きを具合に見てみると確かに乾燥気味だったので、まずは思い切って大量に潅水しました。
普通トマトは、こんなことをすると裂果がひどくなるので、少しずつ土壌水分を調整するようにしていますが、今回は「グリーンゼリー」の方が深刻だったので、激しい裂果を覚悟して水遣りをしました。(結果として裂果はほとんど出ませんでした。「パルト」という品種の特性か?  いずれにしてもありがたい特性を1つ発見。)
次にカリ欠乏の応急対策として、硫酸カリ2%溶液の葉面散布。(買ったばかりの静電ノズル大活躍。)

これでしばらく様子を見ましたが、残念ながら改善しませんでした。
収穫ができなくても、せめてきちんとした原因とその対策がわかるまで、トマトの樹を残しておこうと思っていましたが、病害虫がこれ以上出るとまずいので、栽培を終えることにしました。
今後に不安が残りますが、今まで元肥として使っていた肥料にはカリ分が少なかったということもあり、原因をカリ欠乏に絞って、今後の対策とします。


スイートコーン生育状況

今年のスイートコーンは、種まきの時期に畑の準備ができていなかったので、取り合えずプラグトレーに播いて、それから定植までの間に畑の準備をしました。

播種後2週間ほどのスイートコーン

播種後2週間ほどのスイートコーン



露地に植えたスイートコーンが少し余ったので、たまたま空いていた温室の隔離ベッドにも植えてみたところ、定植後20日間で驚くほど生育に差が出ました。
収穫時期もかなり差が出そうです。
露地のスイートコーン

露地のスイートコーン


温室のスイートコーン

温室のスイートコーン


トマトのグリーンゼリー(生理障害か)

2月から収穫の始まったトマトですが、3月に入ってからかなり大量に収穫でき、4月もそれ以上にいいものが取れていました。
ところがゴールデンウィークごろからちょっと様子が変わってきました。
というよりかなり深刻な事態です。

それは、
真っ赤になってから収穫しているはずなのに、トマトを切ってみると中がまだ緑色のままなんです。
緑色のところは硬くてとても食べられません。
そうとは気がつかずにそのまま販売していました。

正常なトマトの輪切り

正常なトマトの輪切り


種の部分に緑色が残ったトマト

種の部分に緑色が残ったトマト


中身のほとんどが緑色のトマト

中身のほとんどが緑色のトマト



中身に少し緑色が残っている程度だったらいいんですが、一番下の写真のトマトは硬くて食べられません。
このトマトでも表面は真っ赤でいかにも美味しそうに見えるので、知らずに販売してしまいます。

調べてみると、「グリーンゼリー」という障害に良く似ています。
「グリーンゼリー」障害だとすると、原因はいくつかあって、窒素過多のためにカリ欠になる。または土の乾きすぎ。

早速土の水分の状態を見てみると、やはり乾燥気味になっている! 晴れた日でもあまり萎れないので大丈夫だと思って油断していたのかもしれません。
(この品種は乾燥に対して我慢強いのか。)

これから水分の調整をして、いいものが収穫できるようになるかどうか・・・


トマトの収穫が始まりました

2月下旬か3月上旬頃から収穫を予定していたトマトが早くも採れはじめました。(ちなみに味も濃く、糖度は9前後でした。)
前回までは9月29日~30日に種を播いて翌年3月上旬に収穫をはじめていましたが、今回は9月19日に種を播きました。
多少気温が高いため発芽率もとてもよかったです。たった10日ほど早く種まきしただけですが、移植時期も10日以上早くなり、定植は半月以上早くできました。

気温が下がっていくと同時に日照時間も短くなる時期に育苗するため、少し早く播くだけで生育がいつもより少しずつ早くなり、結局10日早く種を播いただけで収穫が1ヶ月も早まりました。

収穫開始の時期にかかわらず、収穫の終わりは気温が上がり過ぎない6月末と決めているので、収穫開始が早くなればそれだけ全体の収穫量は増えます。
次回からは必ず9月中旬に種を播くことにしました。

(これは野菜全般に言えることですが、逆に春に種を播くと1週間から10日早く播いても収穫時期はほとんど同じになってしまいます。)


今年のトマトは美味しくなりそうだ

3月から収穫予定のトマトが、もういくつか赤くなっていました。
と、いっても実に傷がついたり尻腐れ果が先に赤くなるのはいつものことで、本当に赤くなるのは2月後半になりそうですが。
でも、せっかくだからただ捨てるんじゃなくて、傷がついて赤くなったトマトの糖度を計ってみたら、去年よりかなり高く9.5から10くらいありました。
この調子でいけば、味はなかり期待できそうです。


農業用井戸がついに枯れたか?

何日か前から井戸水が出なくなってしまいました。

農業用に使っている井戸で、ポンプで吸い上げている井戸なんですが、農業で使うにはポンプが小さいので、一旦3000リットルのタンクにためておき、そこから農業用の大きいポンプで温室に引いています。
井戸が枯れるとすぐに困ってしまいますが、取り合えずタンクに水道水を入れて急場をしのいでいます。

近くの農家も以前は井戸を使っていた人が多かったようですが、ほとんどの井戸が枯れてしまい、うちの井戸もいつ枯れるかと心配していましたが、ついにだめかも・・・

雨不足で一時的に出ないだけかもしれないので、何ヶ月か様子を見ますが、もし出るようにならなければ農業用に水道を引く必要があるかもしれません。

一般の水道は、使用量に応じて下水料金も課金されていますが、農業用水は下水を使わないので一般の水道よりは少し安いはずですが、それでも季節によっては大量に水を使うので料金が心配です。


真夏のトマトの苗作りは無理?

9月に播いたトマトは順調に育ち、本葉8~9枚のあと花芽がつきました。
それに比べ、毎年7月播きのトマトはあまりうまくいきません。ちょうど7月~8月の暑い時期に苗作りをするので、花芽がつくのが遅くなり第一段花房がかなり高い位置になり、ウィルス病やウドンコ病などの病害も出やすくなります。
来年は試験的に5月末か6月上旬に種を播いてみようと思っています。
そうすれば猛暑になる前に花芽がつき、定植できるし、病害対策もしやすくなりそうです。
収穫も10月ごろから始まり、1月くらいに終わりにすれば暖房費もあまりかけなくてすみます。


7月播きのトマトが壊滅。9月播きに期待

7月に播いて8月に定植したトマトに土壌病害が出ていましたが、その後、かなり被害を受け、それ以外の株もバイラスにやられてかなり深刻な状況になってしまいました。

一方、
別の温室で栽培予定の9月播きのトマトは順調に育っています。こちらの温室はトマトが壊滅した方の温室の4倍の広さがあるので、だめになったトマトはあきらめてこちらで挽回しようと思います。
(やはり真夏の育苗は無理があるのか?  来年は作付計画を考え直そう。)

発芽したトマト(9月20日播種)

播種後4日目のトマト(9月20日播種)


播種後9日目のトマト

播種後9日目のトマト。本葉が出始め。


播種後24日目のトマト

播種後24日目のトマト。そろそろ移植時期。


12cmポットに移植したトマト

12cmポットに移植したトマト


播種から1ヶ月ちょっとのトマト

播種から1ヶ月ちょっとのトマト。葉が干渉しあわないように株間を広げてある。