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ポジティブリスト制度


平成18年5月29日施行のポジティブリスト制度について。
残留農薬基準で、これまで原則として農薬残留を規制せず、禁止する農薬の基準値のみを決めていました。これをネガティブリストといいます。
これに対しポジティブリストとは、原則として農薬残留を禁止し、許可する成分と基準値を定めています。
ポジティブリスト施行前は基準が設定されていない農薬が検出されても規制対象とはならなかったものが、ポジティブリスト施行後は全ての農薬が規制対象になります。
いままで規制のなかった農薬については、暫定基準または、一律基準の0.01ppmが適用されます。
イメージとしては以下の例のようになります。

ポジティブリスト制度施行前(単位:ppm)
 
農薬成分A
農薬成分B
農薬成分C
ジャガイモ
1.0
5.0
 
コマツナ
5.0
 
 
ダイコン
1.5
1.5
 
ネギ
0.1
 
2.0
*空欄は基準がないため、農薬が検出されても規制対象外。

ポジティブリスト制度施行後(単位:ppm)
 
農薬成分A
農薬成分B
農薬成分C
ジャガイモ
1.0
5.0
一律基準
コマツナ
5.0
暫定基準
暫定基準
ダイコン
1.5
1.5
一律基準
ネギ
0.1
一律基準
2.0
*空欄がない。(全てが規制対象)(一律基準=0.01ppm)

投稿者: 和尚

野菜の栄養価が落ちている


この50年間で野菜の栄養価が極端に落ちている、という調査結果を最近見ました。
(そういえば最近の野菜は味も香りも薄いような気がします。)

しかもその落ち方がかなりひどく、愕然とさせられました。50年間の間に何が起きたのでしょう。

50年前の農業を知っている人は少なくなってしまい、人に聞いた範囲で想像するしかありません。

その頃の農業は、農薬はほとんど使用せず、耕運機・トラクターなどの機械もなく、肥料も有機肥料が中心で、もしかしたら人糞を使っていたかもしれません。

また、野菜の品種も変わりました。最近の野菜は、外観がきれいで早生種が多くなりました。

気候も変化しているかもしれません。

もう一つ一番重要なことは、調査方法に違いはないだろうかという心配はありますが、資料だけでは調査方法まではわからなかったので、これについては考えないことにします。

50年間の農業の変化をまとめて見ます。

1.農薬の使用。

2.トラクターなどによる機械化。

3.肥料の違い。有機肥料中心の土作りから化学肥料の大量使用。

4.品種の違い。野菜の品種改良の段階で外観を重視し、栄養価を無視している(かも知れない)。

5.生産効率を考え、早生種を作るようになり栄養蓄積がなされていないのではないか。

5つだけあげてみましたが、他にもあるかもしれません。


では、50年前のように栄養価の高い野菜はもう作れないのでしょうか。

1つづつ考えて見ます。1の農薬についてですが、農薬の使用と栄養価は直接関係ないように思えます。

2のトラクターは一見関係ないように見えますが、もしかしたら土に何らかの悪い影響を与えている可能性があります。ただし、50年前のように手作業で耕運するのは現在では非現実的です。(昔はクワで1反(約1,000u)を3日で耕したそうですが)

3の肥料の違い。これは野菜の栄養価に大きな影響を与えている可能性があります。

4の品種の違い。品種の違いにより栄養価に違いが出ることがあるかもしれません。昔の品種を作ってみればわかることですが、種が手に入りにくいです。

5の早生種による影響も十分考えられますが、やはり晩生の種が手に入りにくくなってしまいました。

では、どうすれば昔のように栄養価の高い野菜を作れるんでしょうか。

結論は、なるべく晩生の品種を選び、土に堆肥をたくさん入れてしっかりとした土作りをする。

他にいい方法を思い浮かびませんが、これで、昔のように栄養価の高い野菜ができるでしょうか。

できると信じて・・・
土作り土作り・・・

投稿者: 和尚

トマトの播種


10月5日にトマトの種を播きました。品種はサカタ種苗の「ルネッサンス」。
このトマトの生育にあわせて「トマトの作り方」を写真付きで紹介する予定です。「トマトの作り方」が完結するのは少し先になりますが、誰でもトマトが作れるように丁寧に説明していきます。

投稿者: 和尚

フルーツトマトって?


フルーツトマトって良く聞きますが、普通のトマトとどう違うんでしょうか。
実はフルーツトマトという種類のトマトがあるわけではありません。いろいろな工夫をして、トマトの味を良くし、特に糖度の高いものをこう呼びます。普通のトマトは糖度が4〜6くらいですが、おおむね糖度7以上のトマトをフルーツトマトといいます。人によっては8以上だとか9以上と言う場合もありますが、トマトの味は糖度だけで決まるわけではなく、食べてみないと分かりません。一般に糖度が高いものほど玉が小さく皮が硬くなります。これは、潅水を控え、ぎりぎりの水分で栽培しているためです。また、最近は特殊の栽培方法でおいしいトマトを作っても、あえてフルーツトマトと呼ばずに独自のブランド名をつけて販売していることも多くなりました。
家庭菜園などで、フルーツトマトを作ろうとしてむやみに水分を制限したりすると「しり腐れ果」が多発します。これは、カルシウム欠乏の症状ですが、土壌が乾燥しすぎてカルシウムを吸収できずに発生します。塩化カルシウム水溶液を葉面散布するなどの応急手当の方法はありますが「しり腐れ果」が発生してからでは遅すぎるので土壌水分管理には細心の注意が必要です。
特に水を制限しなくても、プランターなどで根の張りを制限された環境で栽培することによってもトマトの味は良くなります。他の条件にもよりますが普通は糖度も高くなります。
「トマトハウス・ザ・ショップ」においしいトマトや野菜のリンクを集めてみました。

投稿者: 和尚

 
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