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トマトの作り方1.準備
何回かに分けてプランターを使ったトマトの作り方を紹介します。上手に作ってフルーツトマトにも挑戦してみましょう。
まずは、予備知識編。
トマト栽培は、難しいといわれていますが、丁寧にやれば誰でもできます。大事なのはトマトを育てるというよりも、気温や地温、土壌養分や水分などのトマトを取り巻く環境を作ってあげればトマトは自分で育ちます。
関東地方でトマトの露地栽培をする場合は、3月上旬に種を播き、定植が4月下旬から5月上旬になります。ただし、定植までは夜間の暖房などの温度管理が必要になります。定植後も遅霜などの心配があるので、夜はビニールのトンネルをします。(7月から8月の旬の野菜といわれていますが、自然の環境のままだとこの時期には収穫できないということになります。)
上の条件を整えて栽培すれば1年中いつでも作れます。その条件とは、
1.播種してから発芽までは地温を25度から30度に保つ。
2.発芽後は最低地温15度以上。最低夜温10度以上。昼間最高気温30度以下。
では、トマト栽培に必要なものをそろえておきます。
必ず必要なもの。
(ほとんどのものはガーデニングショップ ブルーミングスケープ
・トマトの種
・プラグトレー(72穴)
・4号ポット(12cm)
・プランター(土が30リッター以上入るもの)
・培土(一株当たり30リッター)
・肥料
あると便利なもの
・土壌phセンサー(土の酸性アルカリ性を測るもの。値段が高いのでなくてもよい)
・糖度計(トマトの糖度を測るもの。値段が高いのでなくてもよい)
次回は種まきです。
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トマトの作り方2.播種
まず、トマトの種とプラグトレーを用意します。トマトの品種は何でもかまいませんが、食味も良く、ホルモン処理の必要のないサカタ種苗の「ルネッサンス」がおすすめです。
播種の前日までにプラグトレーに培土を入れて水をかけ、適度に湿らせておきます。播種の前日にトマトの種を水に浸し、水に浮いた種は発芽率が悪いので捨てます。そのまま一晩、水に浸したままにし、翌日水から種を出し、水を良くふき取ります。次にプラグトレーに割り箸などで3ミリくらいの穴を開け、トマトの種を一粒づつ播き、土をかけます。


播き終わったら新聞紙をかけ、土が乾燥しないようにその上から水をかけ、30度くらいの温度に保つようにして発芽を待ちます。5日から1週間程度で発芽するので、発芽したらすぐに新聞紙をはがします。
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トマトの作り方3.育苗
発芽後の管理は夜間10度以上、昼間は日当たりの良いところで、25度〜30度くらいが最適です。潅水は土の乾き具合を見て、じょうろでかけるか、又は、底面給水します。底面給水というのはプラグトレーの下に開いている穴から水を吸わせる方法で、苗に直接水をかけずにすみ、均一に水がいきわたるのでおすすめします。
底面給水する場合は、深さ5ミリくらいに水を張ったところにトレーごと数分浸し土が湿ったらすぐに出します。
発芽直後のトマト苗
播種から約2週間後のトマト苗
晴れている日は土の表面だけ乾いているときがあり、潅水の時期と水の量が難しいのでトレーを少し持ち上げてみて、その重さで判断するようにすると良い。
培土がいつも同じくらいの湿り具合に保つようにし、乾きすぎには特に注意してください。
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トマトの作り方4.移植
本葉が2〜3枚になったら、12cmポットに移植をするのでポットに培土を入れて準備をしておきます。培土の量はポットに水やりをしたときに水がたまるように上を1cmくらい空けておきます。移植後も底面給水をする場合は、水を上げやすくするためにポットの下側に直径1cm程度の穴を6〜8つあけておくと良い。



写真は播種から2週間目で、本葉2枚半程度になるトマト苗。
この頃にポットに移植しますが、移植が早すぎると苗をプラグから抜くときに根が傷むし、遅すぎると根が伸びすぎてしまうので時期を逃さないようにする。

ポットに入れた土に穴を開けておいて、プラグから土ごと抜いた苗を植えつけます。プラグから苗を抜くときにはそっと下から押してなるべく根が傷まないように土ごと持ち上げるようにします。
移植後は基本的に移植前と同じように最低夜温10℃以上、昼間は25℃〜30℃で管理します。また、地温は15℃以上を保つようにし、土が乾き過ぎないように十分注意します。
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トマトの作り方4.(2本立栽培について)
トマト苗の主幹を摘芯して、側枝2本を伸ばす方法もあります。
収穫開始は多少遅れますが、苗の数が足りない場合などには有効です。
種代(苗代)が半分で済みます。
主幹の切る位置の写真はこちら。
残す側枝の説明はこちら。
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トマトの作り方5.わき芽欠き
播種後1か月のトマト苗。

生育中のトマト苗は、先端の成長点の近くは少し色が薄く、黄緑色になるのが普通です。これは異常ではないのでこのまま水・温度に注意して管理まします。
この頃になるとわき芽が出てくるので小さいうちに手で欠きます。
ポットのまま定植する場合はもうそろそろ定植してもいいでしょう。ポットから出して定植する場合は、もう少し大きくなって第1段花房の花が、咲き始めてから植えてください。
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トマトの作り方6.定植
定植前にプランターに土を入れ、水やりをして準備をしておきます。
第一段果房の花が一つ咲いたらすぐにポットから抜いて定植をします。
定植適期のトマトの花

一番早い花が咲いたらプランターに定植します。

土壌水分と温度管理は定植前と同じでいいですが、わき目は小さいうちに欠き、害虫に注意します。
トマトの着果を良くするためのホルモン処理は、サカタ種苗の「ルネッサンス」の場合は必要ありません。
それ以外の品種の場合は、開花の1~2日の間に「トマトトーン」を100倍に薄めて、霧吹きで花の正面から一回吹きかけます。
トマトの木が倒れないように早めに支柱を立てて紐などで縛って誘引します。
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