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都市農業研究会が再始動


休眠中だった自民党の都市農業研究会が、平成20年2月21日に再始動しました。
この日、永田町の自民党本部で石原伸晃衆議院議員を代表とする自民党都市農業研究会の総会があり、都市とその近郊で農業に従事する青壮年組織の代表百数十人が集まり、意見交換と懇親会を行いました。 また最近発足した「都市農業を考える若手議員の会」のメンバーも出席されていました。
青壮年組織の代表は、東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・京都・大阪から参加し、都市部で農業を続けることの必要性とその難しさをうったえ、安心して次世代まで都市農業を続けられるような施策を講じることを要望しました。

また、このときに農林水産省から配布された資料によると、都市およびその周辺の地域における農業産出額は全国の31%にもなるとのことで、都市農地の多面的機能だけでなく、農産物供給の面でも都市農業の重要性を再認識させられました。
国内で生産された農産物についてはすべて農水省の管轄ですが、都市部における農地は国土交通省の管轄となっており、都市農地の保全は両省の話し合いが不可欠で、農地の相続税の話になると財務省も関係してくるため、ますます難しくなります。
国会議員主導で強いリーダーシップを発揮し、早期に対策を講じていただきたいものです。

投稿者: 和尚 | コメント (0)

兼業農家とは何だ


初めての人に会ったときに名刺を交換します。よくある光景です。私の場合、農業という職業がら名刺は持っていませんでしたが、名刺を出されてこちらが名刺がないのも格好が悪いので、最近名刺を作りました。
私の名刺は、見てすぐに農業とわかるようになっていて、しかも住所が東京の杉並なので、よく、「杉並で農業やってるんですか。で、専業ですかそれとも兼業ですか。」と、訊かれることがあります。私の場合、所帯収入が他にもあるので、兼業ですと答えていますが、いつも何か引っかかるものがあります。

それは、専業農家は農業に一生懸命で技術も高く、兼業だと片手間で農業をしていて農業を大事にしていないという印象があるような気がするからです。
訊いた人はそんな意味で訊いているのではないと思いますが、ちょっと悔しいので、専業農家と兼業農家の違いを調べてみました。

専業農家とは、その所帯で農業以外の収入がない農家のこと。

兼業農家とは、その所帯で少しでも農業以外の収入がある農家のこと。

専業農家のように見えても、アパートの収入があったり、家族の誰かがサラリーマンをしていたり、パートで働いているだけで、農業外収入の多少に関わらず、兼業農家になります。

他の職種、たとえば個人商店主がいて、この商店主の子供が学校を卒業して就職しただけで、兼業商店になったとはいいません。また、この商店の2階がアパートになっていて、商店主がアパート経営をしていても兼業商店とはいいません。
なぜ農業だけが専業農家・兼業農家と区別して呼ばれるんでしょうか。

農業は収入の安定がむずかしく、作物が不作だった場合の打撃が大きいので、私の家の近くではかなり前から経営の多角化を図り、アパートを建てたり駐車場経営を始める農家がありました。
そのような農家の中には、本格的に資産運用を展開し、農業から撤退していった農家もありますが、まだまだ農業で頑張っている人もたくさんいます。
東京杉並のこの地域では、ほとんどの農家が兼業農家になってしまいましたが、農業にこだわりと誇りを持って頑張っている人もたくさんいます。

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焚き火でダイオキシン


最近、都会ではめっきり見なくなってしまった焚き火。地方でもなくなってしまったんだろうか?

昔は冬になるとあちこちで落ち葉を集めて焚き火をしていたものだけど・・・
ゴミを燃やすこともなくなってしまった。ゴミを減らす目的で会社や学校には焼却炉があって燃やせるものは焼却炉で燃やしていた。
でも何年か前にゴミを燃やしてもダイオキシンが出るということで、学校などからいっせいに焼却炉が消えた。

何千年も前から火と生活してきたのに・・・

農業をしていると、どうしても燃やしたいものがある。
野菜くずや剪定枝などである。こういうものは最近まで畑の近くで燃やしていた。住宅地の中の畑なのであまり煙が出ないようにと焼却炉で燃やしていたが、最近「ダイオキシン」が出ないタイプの焼却炉に変えてみた。
焼却炉内にバーナーが付いていて、800度以上で燃焼させるタイプ。
(ダイオキシンは800度以上の温度で分解するらしい。)
だけど、驚いたことに実はこの「ダイオキシンの出ない焼却炉」も都内では使えないことがわかった。
200万円近くもしたのに・・・(涙)

ただし、例外として農作物などの病害虫防除のためやむをえない場合は焼却してもいいことになっているらしい。
と、いうことで、せっかく買った焼却炉がまったくの無駄な買い物にならなくてすんだ。
といっても、病害虫防除のための焼却だけだったら、わざわざ焼却炉を使わなくてもいいらしいけど・・・

投稿者: 和尚

農家の休日


毎年、秋に、近くの小学校から3年生が社会科見学で畑に来ます。その時に小学生から出た質問の中に、「お休みの日はいつですか?」というのがありました。
特に休日は決めていないですが、最近は週に一日は休日にする農家がほとんどです。でも、昔は農家の休みというのはお正月やお節句など限られたものだったようです。

何年か前に、5月5日のこどもの日に畑で仕事をしていたら、近くで農業をしている大先輩に、「今日、仕事してんの? そういうのを【無精者の節句働き】っていうんだよ」なんてからかわれてしまいました。もちろんその人は冗談で言ったと思いますが、普段あまり仕事をせず、他の人が休んでいるときに、これ見よがしに仕事をするという意味だそうで、恥ずかしくなってしまいました。

最近はいろいろな団体の行事や地域の行事で出かけることが多く、なかなか休みは取れません。出かけることが多いと畑仕事がたまってしまうからです。
ただ、休めないから辛いかというと、そういうわけではないし・・・

サラリーマンをしていたときは、休日は家族と過ごしたりのんびりとしたいと思いました。そのときに比べて仕事中でも時間がゆっくり流れているようで、それでいて充実感もある。
農業をしていて辛いこともあるけれど、家庭菜園を趣味にしている人から見たらとっても贅沢なのかもしれません。

投稿者: 和尚

遺伝子組み換え野菜って本当に安全?


最近、テレビで遺伝子組み換えの農産物についてやっていました。。学者(だと思う)が、

「遺伝子組み換えの野菜は安全である。」

と、力説していました。その学者は、

「遺伝子組み換えの野菜はその安全性がしっかりとした方法で検証されているが、普通の生鮮野菜は野放し状態である。」

と、言っていました。では、なぜわざわざ遺伝子の組み換えをして、その安全性を検証しなければならないんでしょう。遺伝子組み換えの目的って何なんでしょう。

遺伝子組み換えの一つに「除草剤に強い大豆」というのがあります。これは裏を返せば、大豆畑に除草剤を使っているということでしょう。

遺伝子組み換え技術は、まだ歴史が浅く、本当に安全かどうかは分かりません。仮に安全だとしても除草剤は安全でしょうか。

私は、除草剤のかかった大豆は、食べたくありません。

投稿者: 和尚 | コメント (0)

農業は環境破壊?


 農業が始まる以前は、人は空腹を満たすために野山に狩りに行ったり、植物や木の実を探して食べていたんだろう。いつの頃からか少しだけ自然に手を加えて効率よく自分たちで食料を作るようになる。これが、原始的的ではあるけれども農業の始まりだったのかもしれない。少しずつ効率が重視されるようになり、現代の農業に近くなっていく。
 ごく最近になって、寒さをしのぐためにマルチやトンネルを使うようになり、予期せぬ冷害から作物を守り、季節をずらして収穫できる技術ができた。さらに技術が進み、加温設備を備えた温室で冬でも夏の作物が作れるようになる。これらはごく最近のことで、つい100年前までは使える資材は、敷き藁など自然のものに限られていたはずである。どんどんと効率化が進んできたが、自然の生態系の中で育つのと違い、病気や害虫が多発しやすい環境になる。そこで、耐病性に優れた品種が開発され、また、病気や害虫を防ぐために農薬の開発が進み、その使用が増えてきた。
 こういった技術は今でも開発され続けている。外気と完全に遮断された窓もない建物の中で植物に必要な要素である水や養分、光までも人工的に与えて最高の効率で作物を作る。これは工場といっていいかもしれない。できた野菜は食べる前に水洗いの必要すらないという。
 その一方でだいぶ前から先端技術を否定するような、自然回帰という動きもあるらしい。昔のような自然に近い形の農業をしようというのか。畑を耕さない農法(フコウキというらしい)、雑草もとらない農法、さらに自然回帰を望むというなら野山を駆け巡って採集生活か?いや、それではもはや農業とはいえないだろう。昔のやり方に戻れば環境を保全できるのかといえば、そうとは限らないようだ。焼き畑農業などは、山を焼いてそこに種を播き、土地が枯れれば別の土地でまた、山を焼くという。自然破壊そのものだろう。
 さて、自分はどんな技術で作られた農産物を買えばいいのか。どんな技術で農業をすればいいのか。少なくとも採集生活はいやだから、最先端の野菜工場と、自然に近い普通の畑の露地栽培の中間のどこか・・・  職業として農業をする以上、なるべくならば効率的な方がいいにきまっている。
 鉄骨温室で重油を燃やして加温して作ったトマトだって夏の露地栽培のトマトよりもおいしく作れる。それは環境に良くないのかもしれないが、それだって農業。

投稿者: 和尚 | コメント (0)

 
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