特別栽培農産物その1

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農家の間にもあまり浸透していない「特別栽培農産物」。
 減農薬栽培とか無農薬栽培とか言われているので、そちらの方が耳に慣れているかもしれません。毎年申請する必要があり、認証を受けた場合は認証シールを使うことができます。特別栽培の種類は、東京都の場合、無農薬・減農薬、無化学肥料・減化学肥料というのがあり、それぞれの組み合わせで、たとえば無農薬減化学肥料栽培といった呼び方になります。化学合成農薬と化学肥料をどのくらい使用しているかという目安で、要するに化学合成農薬をまったく使わないのが無農薬、5割以上減らした栽培方法が減農薬といい、化学肥料をまったく使わないのが無化学肥料、5割以上減らした栽培方法が減化学肥料といいます。それぞれの組み合わせがあるのでこれだけの種類になってしまいます。
 無農薬無化学肥料は化学合成農薬も化学肥料もまったく使わないので、分かりやすいんですが、問題は減農薬と減化学肥料です。慣行農法よりも5割以上減らせばいいとされていますが、この慣行農法というのがくせもので、都道府県ごとに違うんです。たとえばある県ではキャベツに農薬を38回使うのが慣行農法だとすると19回以下に減らせば減農薬といえるわけです。ところが別の県ではもともと15回しか使用していないので7回以下に減らさなければならないわけです。これは特におおげさな表現ではなく実際によくあることなんです。消費者から見れば、減農薬のシールが張ってあるキャベツよりも張ってないキャベツの方が農薬の使用回数が少ない場合があるということになります。
 なんか変ですが、これはキャベツに農薬を38回使用している地域を非難しているわけではありません。以前某テレビ局で地域ぐるみで減農薬に取り組んでいるという事例を特集していたので有名な話です。

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